Vocal
Kaori Todoroki
Profile
福岡県宗像市出身。2002年、友人に誘われて出演したライブイベントがきっかけで歌の喜びに目覚め、ボーカルを志す。2003年夏に福岡の老舗ジャズスポットNEW COMBOで初ライブを飾って以来、九州各地のジャズシーンで経験を積み重ね、2012年からはサルサバンド「Sakura y su Pinto con Pintura」のメインボーカルとして活動の幅を広げた。轟のキャリア全体に大きな影響を与えたのが、ジャズ界の重鎮・大野えりとの出会い。薫陶を受けたことで歌への向き合い方が深まり、2014年には長年の朋友であるギタリスト石川雄一とのデュオアルバム『Reflection』を発表している。
プロデューサー石田との縁は20年以上前から互いに意識せず不思議にすれ違い続けてきたが、阿部篤志らとともに参加したカンボジアでのアウトリーチ公演で初めて邂逅し、そこから繋がることになった。2023年10月の大阪・ザ・シンフォニーホールでのQAZZ主催コンサートで司会と歌唱を担当したことがアルバム制作のきっかけとなり、レコーディングの最中に突然の入院という波乱に見舞われながらも、2024年に奇跡的に完成させた。
九州で長年共演を重ねてきたメンバーと、シンフォニーホールで一度きり共演した東京のメンバーが融合した。アルバムタイトル「STAR is BLUE」は石田が「冷たそうでめちゃくちゃ熱い」というイメージから着想し、轟が西表島で星空を見上げていた夜に偶然届いたという不思議な符合のエピソードも残る。ジャズを軸にジャンルにとらわれない幅広いレパートリーを持つ轟の歌手人生が凝縮された一枚である。