玉響 ジャケット

QAZZ — 013

レーベル:QAZZ
企画:石田久二
発売元:まるいひと株式会社

玉響

QAZZ-013 / たまゆら

演奏者

Piano阿部 篤志

収録曲

QAZZレーベル第十三弾。ピアニスト阿部篤志によるソロピアノ作品。プロデューサー石田久二が2005年にインドのラダック(標高3500m)で般若心経1000巻を唱えて悟りを啓いた体験と、2023年に仲間14名と再訪した際の「原子核が見えた」という体験を経て生まれたアルバム。「玉響(たまゆら)」とは勾玉が触れ合う微かな響き、転じて「一瞬」を意味する言葉で、アルバムを聴き始めた瞬間からあなたにとっての新たな世界が始まるという思いが込められている。

人間のエネルギーの集結部であるチャクラを8等分し、それぞれに密教の神仏を対応させた構成。第1チャクラ・稲荷大明神(生命力・ハ長調)から第8チャクラ・大日如来(宇宙・無調)まで、地から天へと流れるエネルギーをピアノで表現する。各曲には対応する調性が設定され、88鍵の鍵盤を8等分した音域ごとに書き下ろされた。

稲荷大明神はハ長調の力強いオープニング。地蔵菩薩はニ短調で健康と安らぎを司る柔らかなメロディ。不動明王はイ長調、その怒りと慈悲が同時に感じられる。観音菩薩は変ホ長調で全曲中最もストレートに美しさが表れた一曲。文殊菩薩は変ロ長調で論理的な構造を持ちながら温かみを失わない。弥勒菩薩はト短調、短調の哀愁の中に未来へのビジョンが見える。釈迦如来は嬰ヘ長調で悟りを表現し、大日如来は無調の即興で宇宙そのものを体現する。ボーナストラックとして「星に願いを」を収録。

鑑賞方法は自由だ。ガッチリと聴き入っても、瞑想やヨガのお供にも、ピンポイントにチャクラを活性化させる用途でも大丈夫。阿部篤志という類まれなピアニストが既存のジャズとも現代音楽とも異なる境地で奏でる魂の記録である。

レーベル:QAZZ
企画:石田久二
発売元:まるいひと株式会社