QAZZ — 006
企画:石田久二
発売元:まるいひと株式会社
QAZZ-006
演奏者
試聴
収録曲
QAZZレーベル第六弾。プロデューサー石田が20年近く前、福岡の老舗ジャズライブハウス「New Combo」で飛び入り演奏する北島直樹のピアノに衝撃を受けて以来、いつか録音をお願いしたいと願い続けてきた一枚。2021年9月、音楽プロデューサー杉山正明と北島が小学校の同級生として55年ぶりに再会したことから、わずか3か月後にこの録音が実現した。
北島のピアノに、ボーカルのMC Mystie(鳥居史子)、サックスの中山拓海、ベースの小川晋平を迎えたカルテット編成。第一世代の北島、第二世代のMystie、第三世代の中山・小川という世代を超えた初共演が、まるで四次元のような音楽を生み出した。タイトル「four winds」は、Bette Midlerの「Wind Beneath My Wings」をMystieが歌う際に着想された、4人それぞれが吹く「風」への思いから付けられている。
1曲目「Raindrops Keep Fallin' On My Head」は石田の選曲で、4ビートジャズからフリーインプロヴィゼーションへと展開し、アルバム全体の性格を凝縮する。「El Reloj del Abuelo(おじいさんの古時計)」はスペイン語による異色のカバー、「Close to You」ではMystieの即興ポエトリーと、ゲイであることを公言する中山のソプラノサックスが美しく重なる。
「On Broadway」はMystieの名付け親であるジョー・ヘンダーソンの言葉「日々進化する音楽こそがジャズだ」への祈りを込めたラップを含み、「Lately」は音楽監督・杉山が「今のMystieにこそ歌ってほしい」と激推しした一曲。「世界で一番君が好き?」はジャズピアニスト・クリヤマコト作曲、平井堅が歌ったJ-POPをジャズイディオムで再現する。「Three Little Birds」はボブ・マーリーの楽曲を中山のアルト二本とソプラノで「小鳥」に見立てた遊び心あふれるアレンジ。ラストの「あわの唄」は本職の神子(巫女)でもあるMystieが日本最古の祝詞・倭禮音を即興で乗せる、5分の三部形式即興で締めくくられる。
品番:QAZZ-006
企画:石田久二
発売元:まるいひと株式会社